オフラインマーケティングだからこそできる戦略とは【事例・手法】

オフラインマーケティング_戦略 ノベルティ

オフラインマーケティングは、紙媒体や対面で行われる戦略です。

宣伝・広告の方法の目まぐるしい変化の中で、オフラインマーケティングの重要性が見直されつつあります。

  • オフラインマーケティングとは?
  • どんな効果があるの?
  • 効果を上げるための戦略って?具体的にどういったことをすればいいの?

マーケティングの方法に悩んでいる方や、オフラインマーケティングの効果についてお困りの方はぜひご覧ください。

オフラインマーケティングとは?

オフラインマーケティング_とは?

「オフラインマーケティング」とは、対面紙媒体などインターネットを用いない環境で実施されるマーケティングです。インターネット上で行われるオンラインマーケティングと対になっています。

たとえば企業の名前やロゴが入ったカレンダーをもらうことがありますが、これもオフラインマーケティングの1つです。カレンダーを使いながら、企業の名前を覚えてもらうことを目的にしています。企業のブランド向上につなげることで、間接的に商品の販売を促進することにものなるのです。

こうしたノベルティを利用したものから、イベント開催やセミナーなど手法は多岐にわたります。

オフラインマーケティングの事例

オフラインマーケティング_事例

では実際の取り組みにどのようなものがありどのように成功しているのか、事例を見て確かめてみましょう。

事例①:店頭のQRコードを読み取り、オンラインでは集客できなかったターゲットを呼び込むことができた

あるコーヒーチェーンでは、ホームページで利用者が好きなドリンクに投票するという企画を行いました。しかし、自発的にホームページにたどり着く利用者は限られています。

そこで、企業のホームページにつながるQRコードを店頭に設置しました。こうすることで、利用者をオンラインだけでなくオフラインからもウェブサイトに集められるというわけです。

QRコードはカレンダーといったノベルティに印刷が可能です。オフラインでもかなり汎用性が高い手法です。

事例②:チラシスキャンをして購入した後のイメージをもたせる

チラシの可能性を広げたオフラインマーケティングの事例を紹介します。あるファッションブランドが提供するアプリに搭載されている、チラシをスキャンする機能です。

チラシを見て気になる商品を見つけた利用者は、スマホのカメラからチラシをスキャンします。するとその商品のページに直結し、着用イメージをウェブ上で確認できるというものです。

これによりチラシから得られる情報が大きく広がりました。くわえて秀逸なのは、そのままオンラインショップで購入手続きができるという点です。「チラシ(認知)→購入(行動)」のスムーズな流れを確立しました。

オフラインマーケティングの効果を上げる方法

オフラインマーケティング_効果を上げる方法

オフラインマーケティングにもいろいろな方法があります。それぞれの特徴を理解しましょう。

郵送ダイレクトメール

チラシやパンフレットを戸別に郵送するのがダイレクトメールです。顧客の属性にかかわらず広く宣伝できるので、新規顧客を獲得したいときに向いています。

ダイレクトメールの効果を上げるには、受け手の興味を引くことが重要になります。たとえば秀逸なキャッチコピーにしたり、クーポンを同封したりするような工夫が必要です。こうすることで、自社のことを全く知らない人にも目を通してもらい、存在を認知させることにつながります。

POSシステム

POSシステムは店舗の売り上げを、商品ごとに計算できるシステムです。POSシステムを使えば、消費者のニーズや購買スタイルを正確に知ることができます。

たとえば店舗で、一緒に買われることが多い複数商品を調べ、組み合わせ割引を実施するというような活用方法があります。他のマーケティング方法に組み合わせやすいことが特徴です。

セミナー・イベント開催

セミナーやイベントはお客さんと直接触れ合えるのが特徴です。商品の使用方法を紹介したり、エンターテインメント要素を含んだ楽しい企画を行ったりと様々なタイプがあります。

効果を高めるには、費用とのバランスを考えることが重要です。セミナーやイベントでは場所代・人件費・設備などで比較的おおくの費用がかかります。なるべく正確に費用対効果を見積もりましょう。

ニュースレター

ニュースレターは、自社のサービスに関連のあるトピックのニュースを知らせるものです。商品の売り込みをするものではありませんが、「面白い」「役に立つ」と思わせることで企業のファンになってくれることを狙います。

販促効果をだすには、長期的なスパンで計画することが重要です。というのも、ニュースレターの効果はすぐには現れません。お客さんの役に立つ情報をコツコツ届けていきましょう。

インサイドセールス

広告などで商品・サービスの良さを知った顧客を、自社の営業マンと結びつけるのがインサイドセールスの役割です。電話などで働きかけることで、顧客の購買意欲を高めます

もうひとつ、顧客の情報を営業担当に伝えることも重要な役割です。ニーズや予算、タイミングなどを知ることで、効果的な売り込み戦略を考えるのに役立てられます。

オンラインとオフラインの融合

オンライン_オフライン_融合

最近はオンライン(スマホなど)とオフライン(実店舗)を行き来し、買うものを決めるのが一般的です。消費者動向を反映した、最新のオンライン・オフライン融合戦略を紹介します。

O2O

O2Oは「Online to Offline(オンラインからオフラインへ)」の略です。これはオンライン上のお客さんを実店舗(オフライン)での売り上げに結びつけるための戦略を指しています。

たとえば、利用者があらかじめスマホのアプリから注文して、実店舗では並ばずに商品を受け取れる、というサービスもO2Oを意識した戦略だといえます。SNSを通じて実店舗で使えるクーポンを発行するというのもよく見られるO2O戦略です。

O2Oでは、いつでもどこでもつながれるオンラインのメリットを、オフラインの集客に利用しています。

OMO

OMOは「Online Merges with Offline(オンラインとオフラインの融合)」の略です。オンラインとオフラインのサービスを切れ目なく連携させるサービス体系を指しています。

OMOには多くの形態がありますが一例として、中国のスーパーでは商品と一緒にQRコードを設置していることがあります。QRコードをスマホで読み取ることで、利用客が気になる商品のレビューなどの情報を見るためのものです。

今や一人一台はスマホを持ち歩いている時代です。オンライン環境が身近になり、オフラインと区別する必要はなくなったといえます。むしろ組み合わせることで、ユーザーの買い物をより便利で豊かにするアイデアを生み出す、という戦略です。

人とものを繋げるサービスがこれから重要になる

O2O、OMOのようなオンラインとオフラインの融合には、「UX」という考え方が背景にあります。UXは「User Experience(ユーザーの体験)」の略です。モノやサービスそれ自体というよりむしろ、「ユーザーにどのような体験を提供できるか?」ということに注目する考え方です。

UXが重要視されているのは、マーケティングに効果を発揮するからです。便利な買い物はユーザーにとっての魅力となります。

OMOの例として紹介した、商品情報を知れるQRコードを設置したスーパーを思い出してください。QRコードの便利さを知った利用客は、今後QRコードのある店とない店のどちらを選ぶでしょうか?当然QRコードのある店ですよね。便利で新しい体験ができるという魅力が、ユーザーの購買行動を促すということです。

ヒトとモノをつなげるマーケティングに今、UXへのアップデートが求められています。

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